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転職こぼれ話 ブラック企業に身も心も喰われた..!!

ブラック企業 転職 ブログ・アフィリエイト

こんにちは、元社畜のブロガーNaoです。
私は新卒で入社したアパレル系の会社が自他共に認める超絶ブラック企業でした。

最低労働時間は12時間/日、年間休日約70~80日、残業手当なし、自費購入の半強制、終電で帰れず真冬に営業車で寝泊りの日々、言葉の暴力の嵐、怒鳴り、人格否定…etc

3年弱耐えましたが、最後は身体を壊し、嫌気がさして退職しました!!
お陰で今は健全な暮らしが出来ています!!

今回は私の社畜体験談と超絶ブラック企業から抜け出せた術を紹介したいと思います!!最後にブラック企業に関わる人へのアドバイスも掲載しています。是非ご覧ください。





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新卒入社(洗脳時期)

私が、超絶ブラック企業(以下、B社)への入社を決めたのは会社説明会での会社理念・社長の信念に共感したからでした。


この頃は、社会のことを何も知らない若者でした。

B社の会社説明会ではプロモーションビデオを使って(情熱大陸を思わせるような演出)、この会社は感動的で素晴らしい会社だとPRしていました。PR内容は良かったと今も思います。しかし、当時の私は感動的なムードに飲まれてよくも考えずにその会社に入社することになるのです。



B社が超絶ブラック企業だと気付くのは入社から4か月経ってからのことです。

社会のことを何も知らない若者は慣れない仕事に戸惑いつつもあくせく働きます。罵詈雑言の嵐に朝から晩まで耐えながら。この時は会社の理念や社長の言葉を信じ、いつか報われるといったような希望を抱いていたからこそ耐えることが出来たのです。すでに洗脳にはまっている状態ですね。




そんな中、入社早々ラッキーパンチで高額な商品を次々販売することになりました。社内からちょっとした注目を浴びることになります。

ここで会社の魔の手が伸びるのです。

これを見た上司が悪魔のような助言を私に下すのです。


「客をだませ」「客から金を巻き上げろ」
「通帳と印鑑を持ってこさせろ」


この言葉を受けて、洗脳から覚めたのでした。
「とんでもない会社に入社した」と。
気付けば、入社から4か月経っていました。





入社二年目(過酷労働時期)

その後、気に病んだ私は退職の相談をB社の人事にします。すると、「最後にもう一度チャレンジしてみよう」と言って、配置換えを命じられます。

幸い、その悪魔上司からは引き返され、次は一見良識がありそうな上司の元に就きました。


しかし、これが過酷労働の始まりでした…。


初めの数カ月はそれまでと打って変わって比較的穏やかな日々を過ごしました。洗脳されていたことに自覚があったので、ほどほどに働こうと努めていました。(しかし、すでに毎日12時間以上の労働、残業手当なしの状態です。)



運命の分かれ道は、その部署の人が次々と辞めていった時でした。


営業事務・経理の人手が足らず、経理も簿記も知識が浅い私がそれを兼任することになったのです。日中は営業販売、終業後は事務経理をこなす日々になりました。終電を何本逃したか分かりません。いくら確かめても合わない数字、改ざん?修正?された伝票の処理… 心が何度も折れそうになりました。



そして、運命の日を迎えるのです。


私は血を吐いて倒れこんでしまいました。




転職へ(脱ブラック企業)

朝から具合が悪いと感じていました。朝の出勤後、何気なくトイレに行くと、吐き気を催し、鮮血が便器に飛んでいました。幸い、少量でしたので口を洗い、その日はいつも通り仕事をしようと思っていました。


しかし、日中、立ち眩みがしたかと思えば、次の瞬間、その場に崩れ倒れてしまっている自分がいました。


しばらくして立ち上がることが出来たので、病院へと向かい、診察と点滴を受けました。


点滴を受けながら、退職を決意しました。
「こんなところにいては心も身体もダメになる。転職しよう。」


その日、上司に退職の意思を伝えたところ、その上司は反対してきました。

「この会社でやっていけいないお前は他の会社に行ってもやっていけるはずがない」

(他にも書き出すのがしんどくなるようなけなされ方をしました。)



しかし、私の決意は変わりませんでした。最後の最後まで迫りくるブラック企業の魔の手を振り払ったことで無事退職することができました。


正直、退職日までの精神的攻撃はこたえました。
「あぁ、俺は負け組だ」と自分を責めるようにもなりました。
それでも、転職するんだと強い決意をもって負の洗脳からしばらくして脱却出来ました。


転職先は税理士事務所でした。
簿記の資格もなく、知識もほとんどなかった私が入社できたのは、少なからずB社で精神力が鍛えられ、事務経理の経験を積ませてもらったお陰であると感じています。

この税理士事務所ではそこそこ上手くやらせていただいていたと思います。
ですから、かつての上司が言った、
「この会社でやっていけいないお前は他の会社に行ってもやっていけるはずがない」
は嘘でしたね。

そこに気付けたことも私にとっては価値のあることです。
脱ブラック企業、脱ブラック企業的思想が出来たことは今となっては良い経験だと思っています。


まとめ

正直、これまでを振り返って、人に相談していたらもっと早く抜け出せたんじゃないかな、ひょっとすると他の会社に就職できたんじゃないかなと思ったりします。

ですから、超絶ブラック企業にいた私は👇以下のようにアドバイスしたいと思います。


・洗脳される前によく考えろ!人に相談しろ!

・おかしいなと思った時には人に相談しろ!

・ブラック企業の社員がいう人格否定の言葉や価値観は間違っているので、まともに聞くな!


この世からブラック企業の被害者が減ることを祈ります。

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