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中国語 声調 第三声が分からない!!第三声+第三声??

中国語 声調 第三声 台湾

中国語を勉強し始めて約4か月が経ちました。こんにちは、毎日中国語の情報を発信するブロガーのNaoです。

中国語を勉強する上で、必ず覚えなければならないのが「声調」です。(声調とは音が上がったり下がったりするアレです!)

音が単調な日本語を母国語とする日本人にとって、中国語が難しい言語だと思う要因の一つですよね。

特に「第三声」が苦手だという人は多いんじゃないですか。今回の記事では「第三声」に焦点を当て発音について学ぼうと思います。

こんな方にはおすすめの記事です。
✅第三声の発音がよく分からない
✅第三声の発音が変だと言われる
✅中国語を勉強し始めたばかりだ



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中国語の第三声とは?

中国語初心者を苦しめる「第三声」とは、「音の高い所から低い所へ、そしてまた高いところへと」V字型に音を上げ下げする発音の仕方です。

「あぁ~あ」と溜息をついてください。

それが第三声に近い発音です!


発音記号は👇これです。
中国語 第三声
形から見て取れるように音は「高→低→高」の順番に上がり下がりします。ポイントは「低」の時はしっかり音を下げることです!!しっかり音を下げないと、綺麗な発音に聞こえません。

では、「高→低→高」を意識してもう一度、「あぁ~あ」と発音してみてください。これでかなり第三声に近づいたはずです!




第三声の音の変化

第三声は音を変化させて使うことがあります!中華圏の人に聞いたところ、ルールではないが皆慣習的にやっていることだと言います。


以下の法則があります。

「第三声」+「第一・二・四・軽声」
「半三声」+「第一・二・四・軽声」

「第三声」+「第三声」
「第二声」+「第三声」

③それ以外の場合は、「第三声」の基本的な発音通り。(第三声を単独で使う場合や語尾が第三声の場合)


覚え方としては、「第三声」の後に他の声調がつづく場合は音の変化があるということです!そして、②第三声+「第三声」の場合は「第二声」に変化するので注意して、その他では「半三声」に変化すると覚えておくとよいと思います。



「半三声」は、音を抑えて発音します。
「第四声」とは違い、「高→低」という音の下げ方はしません。「半三声」は音を低く、しっかり音を抑えるのがポイントです。酒焼けの状態や風邪で喉が痛む状態をイメージして声を低く「あぁあ」と発音してみてください。近い発音になるはずです。




声調変化の実践!

では、実際の単語を用いて「第三声」の声調変化を解説をします。今回は定番フレーズの「你好」を使用します。

「你好」を構成する「你」と「好」はともに「第三声」の発音です。


中国語 第三声

中国語 第三声


「你」も「好」も単独で発音する場合はもちろん「第三声」の発音です。ですが、「你好」という単語にすると「第三声」+「第三声」の並びになるので、声調が変化します。


中国語 第三声


前の「你」が「第三声」から「第二声」に変化して、「第二声」+「第三声」という組み合わせになります。


「第三声」+「第三声」で発音しても間違いではありません。それでも正しいです。しかし、実際にそれで発音してみて下さい。とても発音しにくいことが分かります。ですから、中華圏の人たちは慣習的に声調を変化させて発音しているのです。




👇ここで問題です!

【第三声が連続する場合はどうする??】

「你去哪裡買水果?」(意味:あなたはどこで果物を買いますか?)という文を読んでみてください!「你去」の後は第三声が連続しています。どこが第二声に変化しますか??(読めない人は考えてみて下さい!)



☞答え:黄色マーカーの箇所が第二声にします。「你/去/裡/買/果?」



単語を意味ごとで区切った後、それぞれの区切りで第三声+「第三声」になっているかを確かめます。実際に話す時、文全体からどこが第三声か、どこが第二声になるかをいちいち見極めることは困難です。ですから、単語ごとで第二声になっている箇所を覚えるのが良いと思います。




まとめ

 


・第三声は「あぁ~あ」と溜息発音

・第三声の後に他の声調が続く場合は音の変化がある

・声調変化は発音しやすいために慣習的に行われているもの


私は勉強し始めた頃、第三声にしばらく苦しめられました。頭でっかちになり、きちんと発音できてませんでした…。中国語上達の近道は発音練習にあると思います。第三声の練習も例外ではありません!!

沢山発音して、耳で覚えると成長が早いとよく言われます。中国語の勉強を始めた方々、是非一緒に頑張りましょう!!

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