こんにちは、新卒入社初月で200万円の衣服用品を売り上げた元スーパー営業マンのナオです!
私はどうしたらモノが売れるか、何が売れているのか、そのメカニズムや背景を考えるのが好きです!
今回の記事では、「コンビニの商品陳列に学ぶマーケティング」と題しまして、売れる商品が何かというお話をしたいと思います。
コンビニの商品陳列
みなさんはコンビニをよく利用されますか?私はかなりの頻度で利用します。
コンビニに行くと、定番のものから流行っているものまで色々な商品が陳列されていますよね。実は、コンビニの商品陳列には、コンビニ運営会社の特色が反映されているだけではなく、今、どういう市場が盛り上がっているかを知る手がかりがそこにあります。
当然ですが、コンビニは売れる商品を置きたいというのが根底にあります。そこで、定番商品と流行商品を陳列しています。
定番商品はかつての流行商品です。流行が世間的に定着していくと定番化します。
そう、コンビニの陳列を見ると、何が流行っていて、何が世間に浸透しているのかを知ることができます。
かつて、流行ったスムージーも、サラダチキンも今や定番商品です。
コンビニがこぞって商品陳列しだしたのは、それが流行ると分かっていたからです。流行のムーブメントが終わり、今なお陳列されているのはそれが世間に浸透されているからです。
最近では昨年、流行語にもなった「タピオカ」が流行→定番への道のりを歩んでいます。タピオカミルクティーだけでなく、タピオカ関連商品が続々と出ているところを見るとまさに流行の中にあるといえます。これからどう定番化していくのかが楽しみですね!
応用
コンビニの商品陳列はプロのマーケッター達が市場調査した結果の現れです。
私たちはそこからビジネスチャンスを見出すことが出来ます。
単純にコンビニに陳列している流行商品は売り出せば、売れます。定番商品も同じです。マーケティングのことは分からずとも、市場調査をせずとも売れる商品を知れることはビジネスする上でチャンスになります!
例えば、飲食店だと商品レパートリーの一つに流行商品を取り入れる、屋台・出店だと流行商品を打ち出して出店してみる等すれば、収益を上げるチャンスが芽生えます。
また、別の観点でもビジネスチャンスを見出すことが出来ます。それは、大手が出せない関連・派生商品をいち早く展開することで営業・販売チャンスを生むということです。
コンビニ大手はマーケティング・市場調査にも、商品企画にも時間をかけます。ですから、関連商品を出すのに時間がかかります。そこで関連・派生商品をいち早く展開することで、大手には出来ない独自路線を創り上げることが出来るのです。
しかし、どちらの場合でも、当然ながらすでにコンビニ大手がこぞって売り出している商品ということを考えると、それ単体を真似ても大きくは売れることはないということを留意しなければなりません。
とはいっても、やはりコンビニの商品陳列は市場動向を知る上で役立つ参考材料になります。何が売れていて、世間にどう浸透していくのか一番身近に感じれる存在です。注意してみれば、そこから得れるもの・学べるものは大きいです!