こんにちは、経理のプロフェッショナル Naoです。
元税理士事務所職員であり、約100社のスタートアップ企業の経理指導していた私が経理の基本「レシート・領収書の整理術」について解説します!
この記事はこんな人におすすめです!!
✅一人で起業したので、経理をやる人がいない
✅レシート・領収書の整理が面倒だ
✅スタートアップ企業の経理を任された
レシート・領収書の整理術
レシート・領収書の整理って面倒ですよね??何のため、誰のためにやるんでしょう。ほとんどの方が税務署が税務調査に来た時に見せる用だと考えるのではないでしょうか。それは正解です!レシート・領収書は7年間の保管義務があり、税務署に提示を求められると見せなければならないのです。
...ですが、必ずしも綺麗に、見た目美しく整理しておく必要はありません!!特に起業したて、スタートアップ企業の場合はそうです。
会社が一定の規模になり、経理で人を雇い、会社のお金に関わる人が増えてくると、必然的にお金に関する書類は誰もが見て分かるように綺麗に整理する必要がでてきます。一方、一人で事業を営むような規模、事業の代表者が経理もやる会社では代表者がその書類を把握し、いつでも書類を取り出せるようにしておけばよいのです。(もちろん、綺麗に整理するに越したことはないのですが。)
ですから、起業したての方、スタートアップ企業向けに<綺麗な整理術>と<ひとり経理の整理術>の2パターンを紹介しようと思います!!
綺麗な整理術
おすすめはこちらです。将来的に規模拡大することを見据えて初めからきちんと整理しておくとあとあと経理する方が楽ですね!
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税務署ないし経理・会計担当の方は仕事をする上で会計データとレシート・領収書を突き合わせるので、上記の手順と方法で整理することをおすすめします!
ひとり経理の整理術
前項の綺麗な整理術まで手が回らない方にはこちらの整理術をおすすめします!
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最悪、言われたらすぐに取り出せるよう整理されていれば良いです。会計データの入力が間に合わない場合、月ごとの封筒とは別に未入力の封筒を作って整理しておきましょう。
レシート・領収書をなくしたら?
もし、レシート・領収書をなくした場合は以下のように対処してください。
・発行元に再発行を依頼する ・出金伝票を書く ※出金伝票は100均に売っているものでOKです |
原則、レシート・領収書は保管することが義務なので、なくしてはいけません!しかし、どうしてもという時、まず再発行できないかを検討してください。それでもダメなら出金伝票を書きましょう!
店頭で売っている👇これです。
(買いに行くのが面倒な方はクリックでAmazon購入ページへ)
出金伝票を書く時は
・何年何月何日
・店の名前
・経費の名目
・金額
を明記してくださいね!
まとめ
・レシート・領収書は7年間の保管義務があり、税務署に提示を求められると見せなければならない。 ・必ずしも綺麗に、見た目美しく整理しておく必要はない!(綺麗に整理するに越したことはないが) ・起業したて、スタートアップ企業の場合、封筒と輪ゴムを使った整理でも可。 ・レシート・領収書をなくした場合は➀発行元に再発行を依頼する②出金伝票を書く。 |