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税理士への仕事の依頼 part2【開業以降編】

創業・開業

こんにちは、起業家を応援するブロガーのNaoです。
確定申告時期が近づいてきて、申告を依頼したり、法人化を相談したいとお考えの個人事業主の方が多いのではないかと思います。そんな方は是非お時間少しとって、「顧問契約後、税理士が
どういった仕事をしてくれるのか」をこの記事を見て参考していただけたらと思います。

それでは、本日は前回の続きで【開業以降編】です。


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申告・納税サポート

税理士の基本業務ですね。
事業を営んでいると沢山の税金が発生します。法人税、所得税、住民税、償却資産税、固定資産税、関税…etc それぞれ管轄の機関と申告納付時期が異なるので面倒です。人を雇えば、年末調整や住民税の徴収納付等の手続きが増えます。自分でも出来ますが、そこは税理士に任せて本業に集中する方が賢明といえます。


税金のイベントは一年に一回だけではありませんよ!




会計・税務監査

これも税理士の基本業務ですが、その仕事っぷりには個人差があります。
一般的には、担当が一人付き、その者が定期訪問・面談により会計データや書類をチェックし、税務的なアドバイスや会計的な分析を提供します。ただ、事務所や担当の意向や癖などにより、レシート1枚1枚チェックする場合があったり、ポイントを絞って効率よく進める場合があったりとサービスの質には差があります。使用するツール、例えば連絡手段や会計ソフト、分析ツールなどにも好みや得手不得手があります。加えて、職人気質、個人プレーの特徴が強い業界なので、担当によって提供できるサービスが異なりますね。因みに、初回面談で登場した人物がその後の担当者になる可能性はとても高いです。話してみて相性を確かめてくださいね。

 

 

相性も大切ですが、

特定の業界に強い、融資に強い、事業計画に強い、クラウドに強い等

求めるスキルや経験を事務所側に伝えておくことも必要ですね!



記帳代行

日々の会計データの入力を代行するサービスです。一般的な相場では、1仕訳(=会計ソフト入力の1行)で50~100円です。1か月で換算すると10,000~20,000円程度に収まることが多いです。(取引数が多い業種は例外的)経理をひとり雇うことを考えれば、お得ですよね。


(裏話)
税理士事務所はこのサービスを嫌がります。(👈語弊を恐れずに言いました)
理由は、記帳代行を請け負うことでその会社の数字的な分析・判断能力が損なわれ、安定した成長が難しくなるからです。(👈事実ですが、概ね建前であることが多いと感じます)
本音は、安い報酬で煩雑な業務を請け負いたくない、もっと税理士らしい仕事がしたい、です。
その気持ちは分かります…。
私としては、スタートアップの時期の会社に関しては依頼するのはアリだと考えています。事業を立ち上げるのに必死で入力する暇がなければ尚更です。最近では、クラウドやアウトソーシングのサービスが多く出回っているので、探してみるのもアリですね!





保険代理店

この業界人は保険(特に生命保険、共済)に詳しいです。というのも、社長や事業主と定期的に顔を合わせており、会社の数字にも精通しているので、保険の提案するポジションとしては最適だからです。保険のセールスマンとは異なり、売るための保険ではなく、会社や家族を守るための保険を提案しています。大抵、保険会社2・3社と提携しており、様々な商品ラインナップを用意して 相見積もりにも応じます。節税や貯蓄、保険加入等に迷われている方は一度相談され、保険設計書を作ってもらうことをお勧めします。




加入時期には、誕生日や決算月などに注意してね!

早めの相談をお勧めします。





異業種交流会

異業種交流会のイベント企画を執り行っている事務所もあります。これは比較的大きい規模の事務所ですね。集まる方々はその事務所のお客様方がほとんどです。契約していれば無料や優待価格で参加出来るので、異業種と交流したいと思われる方には良いと思います。

ただ、セールスやビジネスチャンスを見つけに行くと失敗しやすいです。セールスの場合、煙たがられますし、異業種が集まった場でビジネスのきっかけを見つけることは難しいと思います。あくまで顔合わせや異業種同士の交流を目的としていますので。それでも、強かにチャレンジしたい方は事前に集まる予定の参加業種を聞くのが良いかもしれませんね。





いかがでしたか?
二回に渡ってお届けした「税理士の仕事」についての内容。
今回、ダイジェスト版でお届けしましたので、
細かな内容については項目ごとに別記事でとりあげようかと思っています。
ご質問やご意見等あれば、問い合わせフォーマットまでお願いします!

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