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起業こぼれ話 飲食店開業の失敗事例

飲食店 イメージ写真 創業・開業

こんにちは、起業家の開業設立を応援するブロガーのNaoです!

開業事例の中でも最も多いのが「飲食店」です。
開業の件数が多いですが、廃業の件数もまた多いです…。

私自身も飲食店の立ち上げをしたことがあるので、その難しさはよく分かります。

今回は、競争と入れ替わりの激しい飲食業界で実際起こった失敗事例を紹介したいと思います!これから飲食店を開業される方への教訓になればと思います。



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出店場所の失敗

これまでの経験で一番見受けられるのが「出店場所の失敗」です。立地が悪いため飲食店経営を失敗した事例は非常に多いです。


<よくある失敗事例>
・日中、店舗候補地に内覧しに行ったが、営業予定の夜間に現地確認をせず物件契約をした。→夜間は人通りが少なかった。

・周辺の店が繁盛しているからとの理由で出店場所を決めた。→周辺店の客の来店理由は目的性があるもの(〇〇が食べたい等)で自分の店へは客が流れてこない。

・一見良さそうな場所で経営していた飲食店が退店したがために、急いで物件契約をした。→前の店のよくないイメージが付き纏い、客足がよくない。

・融資の審査が降りたことで返済しなければと焦り、立地をよく確認もせず物件契約をしてしまった。→実際は立地が良くなかった。


実際、飲食店を開業してみないと、分からないことも多々あります。ですが、下調べはできる限り抜かりなくやっておきたいですね!


👇下調べする際のチェックポイント


出店予定地周辺の朝・昼・晩の様子を確認する。→人の往来はあるか、人の流れはどうなっているか、年齢層・性別はどうか等。

出店予定地で過去、経営していた店があるならば、どういった理由で退店したかを大家や不動産屋に確認する。→「経営不振」が理由ならば、慎重になった方が良い。

周辺の競合店の様子を確認する。→繁盛している理由を分析し、共存できるかを考える。

立地が悪い場所(テナント2F以上・地下、大通りから見えない場所、駅から遠い等)で出店する場合、集客手段があるかを確認する。→目的性や売りとなる宣伝文句があれば良い。


これだけをしてもらえれば、かなり失敗の可能性を減らせるはずです…!!



お金の失敗

次に多いのが「お金」の失敗です。飲食店を開業しようという人は過去に飲食店経験があり、職人気質がある方が多いように思います。味には自信があるが、お金のことはよく分からず経営が上手くいかなかったなんてことはよくある話です。


<よくある失敗事例>
・開業後、営業に来る集客専門サービスを次に次に契約してしまった。→実際は期待した効果は得れず、無駄なランニングコストが掛かる。

・高価な機材を導入し、新商品を開発した。→新商品の反響がなく、機材の代金の支払いで苦しい経営になった。

・客を引き寄せようと広告宣伝にばかりお金をかける。→繁盛しない理由は他にある場合を考えない。

・融資を受けるだけ受けてしまい、返済が苦しくなる。→銀行の営業にされるがままになっている。「今、借りれるうちに借りる」という考え方は注意した方が良い。



👇
失敗しないためのチェックポイント


広告宣伝はターゲット層に影響を与える手段を採用する。→ツールや媒体によっては、客層と合わないものがある。そういった場合、お金を掛けても客は来ない。

広告宣伝にばかりお金を掛けない。→焦る気持ちは分かるが、優先事項を見誤らないこと。

半年以上経営が保てるだけの自己資金を用意する。→最低でも3か月分。認知され、お店が軌道に乗るまではそれ位時間が掛かることを肝に銘じる。

融資や経費などは必要性を確かめる。→融資はいずれ返済しなければならない。経費は単なる支出や売上に貢献しないものは出来るだけ省く。



商品の失敗

「商品の失敗」、これもその次に多いです。飲食店では致命的ですが、美味しくなくて失敗するパターンです。飲食店経験はないが経営の手腕には自信がある方やチェーン店で務めただけで仕入れや経営に携わったことがない方が引き起こしやすい失敗です。


<よくある失敗事例>
・店の側は作り込み、広告宣伝にも力を入れてばっちり。→オープン時は話題となって、繁盛するが、味で引き付けられずリピーターが増えない。

・知人やさくらを呼び、話題作りをする。→知人は最初は付き合いで数回来るが美味しくないと来店は続かない。さくらは一過性の話題作りにはよいが、その後、店の真価が問われる。

・話題の他社商品を導入する。→仕入原価が高騰し、期待した利益が残らない。


👇対策チェックポイントです。






美味しいものを提供する!以上!!





飲食店はこれにつきますね。そこそこ美味しいものであればチェーン店が安く提供していますから。



まとめ

 

<飲食店の開業を失敗しないために>

・出店場所に関しては、確認を重ねる!

・お金に関することは、まず必要性を考える!

・商品に関することは、美味しいものを提供する(マスト!)!!



私の知り合いで日頃から試行錯誤を繰り返し、必死の思いで店を経営している方がいます。その姿を見ていると、飲食店の難しさとチャレンジする楽しさを垣間見ることが出来ます。飲食店は夢がありますが、その分競合も多いです。他者の失敗事例は良い教訓となるので、それを活かして競合に打ち勝ちましょう!!

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