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税理士への仕事の依頼 part1【開業・法人設立時期編】

創業・開業
 

こんにちは、起業家を応援するブロガーのNaoです。
私は会計・税務業界に身を置いている時、通算300件余りの創業相談に乗りうち数十件のお客様の創業支援を行っていました。その中で何十回・何百回と聞かれるのは、下記のような質問です。



「税理士事務所って何をしてくれるの?」



この記事ではその答えを書いていこうと思います。
これから開業・法人設立をするけど、税理士事務所への仕事の依頼に不安を覚える方や顧問税理士を選んでいる真っ只中の方の助けになればと思います。

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【税理士の仕事】

→会計・税務の仕事全般です。
といっても、あまりピンとこないですよね?
開業時期とそれ以降で分けてお伝えしましょう。
今回は「開業・法人設立時期」編です。




創業相談

最近、創業支援に力を入れている事務所が多いのです。起業を考えている方はそういった事務所を見つけるといいでしょう。大抵は初回相談無料です。いつ、どこで、どういった事業を手掛けるか、お金の工面はどうするか等を話してアドバイスをもらうと良いでしょう。契約しないのであれば、踏み込んだ相談はできませんが…




開業や法人設立の手続きサポート

司法書士と連携して手続きを進めてくれるので窓口が一本で済み、頼む側は楽だと思います。顧問契約すれば代行手数料サービス、しなければ手数料数万円発生というケースが多いです。法人の場合、定款の作成や資本金の設定、設立時期や決算月、役員構成や役員報酬金額の決定等についてアドバイスをくれます。よく分からない方は、他社がどうしているかを聞いてみてください。参考になると思います。個人事業の場合、開業届と青色申告承認申請書さえ出していれば税金関係のことは最低限はOKなので、手数料が発生するようならば、自分でやった方が良いと思います。



「0円設立!」といううたい文句は

代行手数料を無料にしますってことですよ!




融資や補助金・助成金のサポート

国金(日本政策金融公庫)や銀行とパイプをもっていて、融資の審査がスムーズにいくことがあります。また、国から認定を受けた税理士事務所のお墨付きをもらうことで申し込むことができる金利の安い融資が存在します(2019年2月現在)。手数料は、成功報酬型で資金調達額の数%が発生するケースが多いです。事務所によっては事業計画書の作成を手伝ってくれるところもあります。ただし、補助金・助成金に関しては詳しい事務所は多いとはいえません。必要ならば、あらかじめ確認しておきましょう。



補助金は実績のある事務所を探すといいでしょう。

助成金は税理士よりも社労士の方が詳しいですよ!




各社会保険の手続きサポート

社会保険労務士事務所が併設、または提携のある事務所であれば、社会保険の加入を代行してくれます。(当然、実際は社労士事務所が業務を行います。)因みに、手続き自体は簡単です。各機関に足を運ぶ時間さえあれば誰でもできます。

※法人の場合、健康保険・厚生年金保険の手続きの際、役員報酬額の決定をしておく必要があります。社会保険料は役員報酬の金額によって決定されるからです。分からない場合は相談されるとよいと思います。
保険料の参考(協会けんぽ):
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat330/sb3150/h30/h30ryougakuhyou4gatukara




細かな話は追々お伝えできればと思います。

次回は【開業以降編】です。
ご精読ありがとうございました!!
あなたの事業がうまくいくことを祈っています。

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