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住宅・家や車は個人資産にあたるか 酒の席で出る会計話

個人資産とは ブログ・アフィリエイト

こんにちは、元会計事務所職員で会計・税務の世界で活躍していたナオです。

飲み会の席で同年代の友人が家や車を買った・買おうとしている話を最近よく聞くようになりました。そして、たまに話題に上がるのが「住宅・家や車は個人資産になるのか」という話です。

今回はその話を解説交えてしたいと思います。



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個人資産

まず、個人資産についての概念を押さえておきましょう。

(難しい会計の話をするつもりはありませんので、安心してください!)


個人資産とは、一言でいうと「将来収益を生む個人の所有物」のことです。

例えば、株式。
将来値が下がる可能性もありますが、値上がりが見込め、配当や株式優待などの特典がつきます。これは将来的に収益を生むものなので個人資産です。

あと、パソコンも個人資産にあたる場合があります。
パソコンを使って、株式取引やブログ、動画配信等をして収益を上げている場合、間接的にパソコンは収益に貢献しています。ですからこの場合、パソコンは個人資産になります。趣味のみで使っている場合は別ですね。当然、将来的にパソコンを売れば多少のお金は入ってきますが、元の値以上に高くなることはないので個人資産というには無理があります。


なんとなくイメージはついたでしょうか。
それを所有していれば、お金や特典、メリットが生まれるのが個人資産です。収益と間接的にでも結びついていれば、それは個人資産と呼べるでしょう。



住宅・家、車の場合

世間話やテレビで個人資産はいくらだとか話題にして、住宅・家や車を引き合いに出しますが、本来的に使い方・捉え方が間違っています。

理由は「将来的に収益を生まない」からです。むしろ、住宅ローンや自動車ローンなどでお金が出ていくので言うならば「負債(借金)」です。住宅・家や車を購入するということは借金を背負うということです。

住宅や土地を購入すると、「固定資産税」が発生するので、イメージ的に混同しやすいかなと思いますが、「固定資産」はあくまで税務的な表現です。


まれに都市開発やマンション建設・高速道路の開発などで土地の時価が上がり、住宅が購入価格よりも高く売れることもあります。これはラッキーパンチですね。

大多数の場合は、ただ住むだけでは住宅の価値がどんどん下がっていくので、購入した価格より売る価格が上がることはありません。


車も同じです。余程の価値ある車でない限り、年月が経つほど価値は目減りしていきます。

しかし、先述のパソコンと同じように事業目的や収益活動で使用している場合は収益貢献しているといえるので個人資産と呼べるでしょう。


結論は、住宅・家や車は基本的には個人資産ではないということです。個人資産だと勘違いしているのは、残念な消費者です。「マイホーム」「マイカー」という言葉に踊らされて資産を所有した気でいるのは間違いです。「住む」「移動する」等の機能こそありますが、資産としての価値は基本的にはありません。お金が「将来的に価値の下がるもの」に変化したにすぎないのです。


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